CaroWiseとエミレーツ・スカイカーゴ社は、貨物輸送における充実したユーザー体験と予約プロセスの効率向上を顧客に提供する新たな技術ソリューションの運用を開始した。
エミレーツ・スカイカーゴは、CargoWiseプラットフォームを介してCargoWiseユーザーがフライトや貨物スペースの空き状況を確認できる直接アクセスを提供する。CargoWiseユーザーは、eブッキングサービスを使用するための簡単な登録を行うだけで、大半の航空貨物をリアルタイムで予約できるようになる。
WiseTechの航空貨物担当Chief Automation Officer(最高自動化責任者)であるScott McCorquodale氏は次のように述べている。「この度のエミレーツ・スカイカーゴとの直接接続は、同社の大口顧客の多くに選ばれているプラットフォームとしてCargoWiseが市場に浸透していることの証だ。CargoWiseプラットフォーム上での直接接続を介したeブッキングを提供する航空会社が増えているが、今後すべてのCargoWiseユーザーは、エミレーツ・スカイカーゴのフライトスケジュール、運賃、貨物スペースの空き状況を確認し、リアルタイムのeブッキング機能を使用できるようになる」。
「この度の提携で両社システムが直接接続されることにより、ユーザーはリアルタイムのデータにワンタッチで容易にアクセスできるため、効率性と生産性が向上する。そしてより重要なことに、十分な情報を得た上での意思決定が可能となる」。
同ソリューションは9月1日の運用開始を皮切りに段階的に導入されていく予定で、9月末までには、CargoWiseを使用するエミレーツ・スカイカーゴの世界中の顧客の大半が同社とeブッキングをできるようになる。
エミレーツの事業部シニアバイスプレジデントであるNabil Sultan氏は次のように述べる。「エミレーツ・スカイカーゴでは、貨物の予約から荷受人への配送に至るまで、あらゆる輸送過程で効率性を向上させる方法を常に模索している。WiseTechとの提携で、CargoWiseを当社の貨物管理システムであるSkyChainに接続できるのを嬉しく思う。これにより、CargoWiseを使用するお客様は別のシステムを経由せずに、エミレーツ・スカイカーゴに直接アクセスしてフライトを検索し予約することが可能となる。結果、当社のお客様とグローバルチームの時間と手間が省け、同時に予約プロセスの不要な混乱と非効率性が回避できるようになる」。
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