CargoWiseの高度な可視性、リアルタイムデータへのアクセシビリティ(アクセスのしやすさ)、そしてグローバルな透明性のお蔭で、DHL Global Fowarding(DHLグローバルフォワーディング)は世界中の同社の顧客に対して一貫した質の高いサービスを提供できるようになったと、DHL Global Fowardingの貨物輸送部門CEO(最高経営責任者)であるTim Scharwath氏は語る。

「透明性は当社の目指すところである。当社のお客様からは、貨物をA地点からB地点に輸送できることはもちろん、その輸送に関して透明性があり、詳細な情報を提供することを期待されているが、CargoWiseがその透明性を常に当社に提供してくれる」とScharwath氏は述べている。

Deutsche Post DHL Group(ドイツポスト)傘下にあるDHL Global Forwardingは、190カ国以上に渡って31,000人を超える貨物輸送のエキスパートを擁し、陸・海・空における貨物輸送サービスを世界的に提供している。

DHL Global Forwardingは海上輸送全体への運用開始を皮切りにCargoWiseを同社の基幹輸配送管理システム(TMS)として導入して以来、生産性を高め、同社のグローバルネットワーク全体に渡る統合、自動化およびコミュニケーションを向上させてきた。 

「CargoWiseを我が社の海上輸送部門全体に展開済みとお伝えすることができて、非常に嬉しい。当社の旧型システムを使用していた海上輸送部門は、その旧型システムの特定機能を使用していた代理店と共に今やCargoWiseシステムに移行済みである」

「航空輸送に関しては、2021年に同システムの展開を完了する予定だ。その後当社の主要業務はひとつのシステムで一元管理されるようになり、おそらく、この手の規模の貨物フォワーダーの中では最速の展開になると思う」とScharwathは語っている。

ソリューションを外部調達するか、自社で独自のTMSを構築するかを決定する際に決め手となったのは、DHL Global Forwardingにとって最も明らかなソリューションとなるCargoWiseの高度な統合性と幅広い機能性であった。

「すべてを当社だけで行う必要はないと悟ったので、世にある最高のテクニカル・ソリューションを探した。また、『当社の顧客を駆り立てるものは何なのか、そして、業務を改善するために将来何をする必要があるのか​​』を自問自答した。そうしたことを考慮した上で、CargoWiseを我が社の基幹輸配送管理システムとして採用することに決定した」。

新たなTMSを世界的に導入することが同社ビジネスにとって重大な変化であることを認識したDHL Global Forwadingは、同社がその変化に上手く適応できるよう、CargoWiseの導入に対して、緩やかな段階的アプローチを選んだ。

「当社はCargoWiseを管理された方法で、しかも、我われが確実に変化についていけるように非常に確立した方法で展開した。当社のトランスフォーメーション(変容)を社員に喜んで受け入れてもらえるように、特定のシステムを導入する理由を彼らに伝えることは、我われにとって非常に重要なことだった」。

「これは、複数のシステムの共存を管理する上で少々難しいことだったが、データが正確に流れ、すべての手動による変更が実行されていることを確認するのに世界各地にある当社の共有サービスセンターを利用することで上手く管理できたと思う」。

同社のITロードマップ(計画表)におけるもうひとつの主要なマイルストーン(中間目標)は、顧客が自身の輸送ニーズを管理するための完全な透明性(可視化)を提供する新デジタル製品「myDHLi」の立ち上げであった。

「最新のシステムと最新のアーキテクチャがなければ、これほど高いデータ品質をお客様に提供することはできなかったと思う。またその点で、CargoWiseが 『myDHLi』のリリースにおける非常に重要な役割を果たしたといえる」。

「CargoWiseは、我が社がこうしたテクニカル推移を確実に開始できるために非常に役立ったと思う。同システムを導入したことで、当社組織の変革を実際に継続するための基盤と、今後どのように業務を行っていきたいかについて基本的方向性が定まった」とScharwath氏は語っている。