サプライチェーンの崩壊は目新しいことではありませんが、敏捷な物流企業の大半が2020年に試されたことは間違いありません。港湾の閉鎖からフライトのキャンセルにいたるまで、パンデミックは広範囲に渡って影響を及ぼし、世界のサプライチェーンがいかに相互に繋がっており、また相互に依存しているかをまさに物語りました。
この混乱の真っ只中で、多くの物流企業、特に大規模にリモート勤務に移行した企業にとっては、複雑な物流業務のデジタル化および自動化が急速にライフラインとなりました。
あらゆる政府およびビジネスがCOVID-19以後の世界を進み始めるにつれ、デジタルトランスフォーメーションを取り入れ、適切なテクノロジーに投資をする物流企業こそが、存続し繁栄します。
では、成功している物流企業はどのようにテクノロジーを利用して、より速く、より柔軟に、そして競合相手よりも大きな規模で動いているのでしょうか?
テクノロジーが成長とイノベーションの真の推進力となるために、ますます多くの物流企業が、彼らの複雑なグローバル業務を取り扱うことができ、仕出地から仕向地までのシップメントのニーズを満たすことのできる単一のソフトウェアソリューションに目を向けています。
当社はCargoWiseの構築に460万以上の開発時間を費やし、この種では最先端の高度に統合化された物流実行プラットフォームを構築しました。
グローバル・サプライチェーンの統合リンクとなるCargoWiseで物流企業は非常に複雑な物流取引を実行し、複数のユーザー、機能、事業所、国および言語を網羅する単一データベースで業務を管理できます。
サプライチェーン業務がどんなに簡単であろうが、複雑であろうが、CargoWiseの包括的な統合機能により、社内スタッフは、シップメントの進捗具合をエンドツーエンドで把握できます。
それだけでなく、御社はこの可視性を顧客からサードパーティの代理店、運送会社等にいたるまで外部関係者と簡単に共有することができます。
たとえば、御社の中国オフィスがCargoWiseを使用して、アメリカ、そしてアルゼンチン向けの商品の輸送を管理しているシナリオを想像してみてください。
中国オフィスが輸送の見積りを承認すると、その見積りは、時間のかかる手動でのデータ入力の必要なしに、直ぐにシップメントファイルに変換されます。
データがCargoWiseに中国語で入力されていたとしても、御社のアメリカ支店はファイルを直ぐに英語で利用できるため、そのジョブを直ちに処理し、そして、米国のコンプライアンス要件すべてを満たすことができます。
CargoWiseを使用して、御社の全オフィスが同じデータを共有することができます。またデータはいつでも、どこでもアクセス可能です。
つまり、御社のアメリカ向けシップメントがアルゼンチンに転送される必要がある際は、業務ファイルが自動的に共有され、単純に移動の次の区間にアタッチされるだけです。そして同じ一意の追跡番号が維持されます。
同時に、CargoWiseの高度に統合された請求機能は、関係各社や支払いに関するすべてを追跡し続け、地域のコンプライアンス、そして、プロフィットシェアのようなすべての契約事項に対し正確な料金を適用します。
すべての出荷に関する費用と収益も正確に表示され、グローバルな全社的視点だけでなく、個々の出荷および事業所の視点からも御社の収益に真の可視性がもたらされます。