Deepi Gillさんは4年前にカナダからオーストラリアに移住後、WiseTechに入社され、現在はシドニーオフィスの財務チームに所属されています。ウェルネス全般に情熱を傾けるDeepiさんは、ポジティブ心理学に興味を持つようになって以来、同分野について詳しく学び、WiseTechでの仕事を含む日々の生活にポジティブ心理学を取り入れる方法を発見しました。

ポジティブ心理学とは何か、彼女が日々の生活でどのようにバランスを取っているのか、そしてウェルネスに情熱を持つことで、どのように目的を見出したのかについて、Deepiさんにお話を伺いました。

WiseTechで働くことになったきっかけは何ですか?

4年前に、最初は短期契約で財務チームに入り、その後正社員となりました。WiseTechでのこれまでの道のりは本当に素晴らしいものでした。少しの間私のパートナーと同じチームで働き、その後やりがいのある新たな役割に就きました。そして、WiseTechでウェルネスに関するいくつかの取り組みを始めるという素晴らしい機会を得ました。

最近になってポジティブ心理学に興味を持たれるようになったということですが、ポジティブ心理学とは何か、そして興味を持つようになった経緯を少しお話しいただけますか?

私は人間の生態の形成と、それが人間の心理状態にどのような影響を与えるのかについて、強い関心を持っています。また、私は学ぶことが心底好きで、自分が学んだことは是非共有したいと思っています。なぜなら、素晴らしい知識というものは、私たちの生活をより良くするのに本当に役立つからです。

今は、ポジティブ心理学を専門的に学んでいます。ポジティブ心理学とは、欠点ではなく長所、そして悪い所を直すのではなく良い人生を築くことに焦点を置いて、人間の思考、感情、および行動を研究するという科学的アプローチです。

これに加えて、ウェルビーイングに関する科学研究について学び、常に最新の情報を把握するよう努めています。人間の心は大変重要なものなのです!

ご自身の生活でどのようにポジティブ心理学を取り入れ、ウェルビーイングを優先させているのでしょうか?

もうだいぶ前からマインドフルネスやヨガ、フィットネス、栄養、楽しい趣味などを通じて、自分のウェルビーイングに投資してきました。これらのことを2日間続けてやらないでいると、自分の中で何かが変わるのがわかります。私がウェルビーイングを養う上で最も重要だった要素は、在宅勤務への移行でした。家で仕事ができるようになったお蔭で、完璧な日課が組めるようになったのです。生産性を最大限にし、ウェルネス(セルフケア)にできる限りの時間を費やし、身支度と通勤など無駄な時間をなくすことができました。

ポジティブ心理学のいくつかの原則をWiseTechでどのように推進されているのですか?

2年以上前、財務チームに配信するウェルネスに関する月刊誌を作成するようになりました。この雑誌を作成した当初の目的は、真に心に安らぎをもたらすこと、そして洞察に満ちて科学的証拠があり、かつ読者の刺激となるコンテンツを共有することでした。月刊誌の内容は、フィットネスまたはヨガ、短いマインドフルネス・エクササイズ、豆知識、良い気分になれるおすすめ映画、おいしくて栄養のあるレシピ、サステナビリティに役立つヒント、その月の財務チームメンバーの誕生日などが含まれます。

加えてこの1年間に、The Buzz(WiseTechの週刊ニュースレター)にウェルネスに関する記事「Wellness with Deepi」を執筆するようになりました。これは、ウェルネスに関する一連のコースのような構成となっており、毎回の記事では前回の内容を踏まえたアクティビティを紹介しています。ですので、私は記事が掲載されるたびにそのアクティビティを完了することをおすすめしています。このシリーズは、私のポジティブ心理学に関する学習とウェルネスの知識の集大成なのです。

学問と現実のギャップを埋め、人々とのつながりを持とうとしているなかで、自分のウェルビーイングに対する情熱を刺激する方法を見つけることができたのは、素晴らしいことでした。そして、人々が何らかの形でそこから学び、メリットが得られていることを、心から願っています。

ウェルネス全般に対する私の情熱と、人々を助けたいと言う純粋な願望こそが、私を成長させてくれるものとなっていると思います。